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ムースの隠遁

ムースの隠遁

平均点数3.5点

平均点数3.5点

2件のレビュー

基本情報 - ムースの隠遁

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解説 - ムースの隠遁

解説

薬物中毒で亡くなった恋人の子を身籠った女性が、田舎で隠遁生活を送る様子を静かに見つめる。監督は、自らも同性愛を公表し、作品中でも多様な愛の形を描いているフランスのフランソワ・オゾン。出演は、撮影当時実際に妊娠6カ月だったイザベル・カレ、ルイ=ロナン・ショワジーら。サン・セバスチャン国際映画祭審査員賞受賞作品。ルイとムースはお似合いのカップルだったが、ドラッグの中毒に陥っていた。ある日、薬物過剰摂取によりルイが急死。ムースは助かったが妊娠が判明する。薬物中毒の女性の妊娠は危険とされたが、ムースは産む決心をして田舎で過ごすことに。そこへ、ルイの弟ポールがやってくる。ゲイであるポールとの生活は穏やかに流れ、ムースは心が和んでゆく。ある日、ポールはかつて本気で愛していた人が亡くなり、自分が養子でルイとは血縁がないことをムースに打ち明ける。

ムースの隠遁の 解説

レビュー - ムースの隠遁

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[ネタバレ]

歌うシーン
  • ★★★☆☆
  • 投稿者:jin 2013-10-02
オゾン。 タイトル読めんかったし。 良かったのはポールのやさしさと歌だけ。 歌の歌詞をここに書きます。 歌うシーンで踊るべきだったと思う。 夜深く流れる羽毛の川 霧の中を睡魔が歩いてくる 僕を待ってた君がささやいた 向こう側へ連れてって 踊るために あと少しだけ 目を閉じてて 暗闇でほほ笑む 君を見るから 星くずの下 帆を立てよう 君に歌う 僕の声が聞こえる? “戻っておいで”と
女優魂に脱帽
  • ★★★★☆
  • 投稿者:大人アレルキ゛ー 2013-06-14
内容的には少々不満な部分もあったが、実際に妊娠中に妊婦役を体当たりで演じたイサ゛ヘ゛ルは賞賛に値する。 母となる彼女にとって、このムースという役を演じるのは相当辛かったことだろう。 ムースが最後に選んだ行いは無責任で最低だが、実際に子供を産んだ事の無い女性や男性達は簡単に否定してよいのだろうか?

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ムースの隠遁のレビュー一覧 (2件)

TSUTAYA DISCAS レビュー

[ネタバレ]

理解しがたい女
  • ★☆☆☆☆
  • 投稿者:みなみ  2013年12月31日
フランス映画って理解しがたいというイメージがありますが、本作こそ、その最たるものですね。
ヤクをやってるカップル。男性が急性中毒死、助かった女性は妊娠してることが判明し
田舎に行って産む決心をする。そこへ亡くなった恋人の弟が訪ねてきて…。
なんだか流されるまま後のことも考えず、ふわぁーっと生きていて情けない。
産んだ先の病院を訪ねてきた、恋人の弟と赤ちゃんを残し、去っていく女。
産む決心をしたということは、育てる覚悟を決めたのではないのか?
無責任に自分の欲望のまま生きているこんな女に共感できる人、いるの?
こんな人ばかりだったら世の中メチャクチャになってしまうけど。
何が言いたいんだかわからない典型的なフランス映画でした。

ムースの隠遁

大人になりきれない大人が子を産む苦悩。
  • ★★☆☆☆
  • 投稿者:みむP  2013年4月21日
フランソワオゾン監督作で新作ですが、
2009年の作品とか。
「Ricky」「しあわせの雨傘」両方よかったので、見てみることに。
本作では明るい雰囲気は一切無し。
ドラッグの過剰摂取で恋人が亡くなり
自身はその子供を身ごもっているというムースの物語。
望まぬ妊娠、決意の無いまま親になること
その辺の葛藤というか、もがいてる感じがとてもリアル。
というか、そのリアルさは、大人のそれではなく、
大人になりきれてない子供の精神状態で子供を宿した不安さがリアルなんですよねー。
旗から観ると、なんてことしてるんだ!!???
って止めに入りたくなることばかりしてるけど、
まだ内側は子供だから、どうしていいかわからなくて
酒は飲むし、ドラッグはこりずにやるし・・・ナンパしまくるし・・・
まあ、観ていてヤな感じではあります。
主演の女優さん、実際に妊娠しているときに撮影したそうで。
あのラストはどうでしょう・・・・・
ちょっと共感できない話ではありますが、
この大人になれない子供が親になる、
その過程を第三者目線で傍観しているような印象。
希望はあったのか・・・・・?
これも、激しく感想が分かれそう。というか、観る人を激しく選びそうな気がします。
やっぱ「Ricky」が好きだな(笑

ムースの隠遁

子供が子供を持つ苦悩
フランソワ・オゾンの2009年作品。何故か人気のある彼の作品が公開が遅れましたね。
薬物の過剰摂取で恋人(ルイ)が死んでしまったムース(イザベル・カレ)。その直後に彼の子を宿している事を知り途方に暮れた彼女は、自分と向き合うためにパリから離れた海辺の町で新生活を始め、ルイの弟ポールとの奇妙な関係の物語。
ムースを訪ねて来た彼のゲイの弟と同居生活を送る中で、出産を前にある決意を固めたのだと思います。
不安いっぱいな妊婦の姿を描いたのは見事で、またそこで見知らぬ女性が訴える内容にこそ彼女の苦悩が潜んでいるように感じました。流転する世界で見つけ出す本当の自分。濃さは関係がない血の繋がり。
妊娠しているのに平気で鎮痛剤を飲んだりビールを飲だり。この辺の描写がムースの複雑な心理状態を写しているのかもしれません。
全ての表情が美しくなる妊婦の姿。イザベルの大きなお腹は、実際に彼女が妊娠中に撮ったのだそうです。
ムースの感情と温もりを大画面から映し出し、オゾン監督はそこでも美意識を貫いています。それがかえって儚さや、やるせなさを感じさせます。
ムースの出した決断は、 女として、共感し難く、彼女の言動は見ていて辛かったです。賛否があることも承知の上の結末。でも、最後に悲しみの中に静かな希望が余韻として残ったところは、救われました。

ムースの隠遁

母親ごっこはいらない
  • ★★☆☆☆
  • 投稿者:よふかし  2013年3月1日
 フランソワ・オゾンが『Ricky』と『しあわせの雨傘』の間につくった小品。
 たしかこの映画が上映されていたとき、メルヴィル・プポーが来日していたけれど、その彼は割とすぐに退場してしまう。
 ドラッグで死んでしまった恋人の子どもを妊娠しているムース。演じるイサベル・カレは実際に妊娠していたらしい。
 望んだわけではない妊娠――しかし何となく生んでみる(中絶しろと言われたことへの反発もあるかな)――だけど母親らしさとか母性みたいなものは性に合わない――
 という感じで、クスリはやるわ酒は飲むはオトコはナンパするわ……の、これはなんというか、不良妊婦。
 印象的なのは美しい海岸で話しかけてくる女性で、最初は親切そうなんだけど、次第に「赤ちゃんに話しかけてる?」とか「子供を生むってなんて素晴らしいんでしょう!」みたいに気持ち悪いんですよ。過剰で。
 確かに、母親ごっこ幸せごっこみたいな母親多いですからね、日本にも。
 この映画、オゾンが同性愛者というところに注目して、ゲイ視点とか母性の否定とか言われるんですけど、そういうのは紋切り型過ぎる感想ではないかと思います。
 若いころのオゾンの意地悪さはあまり見えませんが、『Ricky』で子どもを天使にしちゃったから、ちょっと揺り戻しがあるのかなあと思ったり。
 子どもを生むってことに過剰な評価を与えないというか、別に普通でいいじゃんという感じを映画から受けました。
 悩みはしても軽やかに生んで軽やかに去っていくムース。彼女を映画は批判も称賛もしないフラットな視点でとらえているところが、オゾンらしいと思えました。55点。

ムースの隠遁

(C) Eurowide Film Production - FOZ - France 2 Cinema

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